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なごみの湯コラム

【第9回】風呂上りに牛乳を飲みたくなるのはなぜ?

人はなぜ風呂上りに牛乳を飲みたくなってしまうのでしょうか?
銭湯では必ずといっていいほどビンに入った牛乳が販売されており、「風呂上り」と「牛乳」は切っても切れない深い関係にあります。
ここでは、風呂上りの牛乳を飲むメリットについて探ってみましょう。

◆風呂上りに冷えた牛乳が最高!

現在でも「風呂上りには冷えた牛乳を1本」という風潮がありますが、これがはじまったきっかけは、まだ家庭に風呂や冷蔵庫が普及していなかった昭和30年代、銭湯に冷蔵庫が置かれていることに目をつけた牛乳メーカーが牛乳を置いてほしいと依頼したことだと言われています(諸説あります)。

それから60年余りが経った今では、スーパーなどでビン牛乳を見かけることはなくなってしまい、銭湯でしか味わえない特別感や、ノスタルジックな雰囲気がたまらないと人気を博しています。

◆風呂上りの牛乳にはこんな効果が

風呂上りに冷えた牛乳を飲む習慣は、体に良い影響をもたらすと言われています。 牛乳の栄養素といえばカルシウムやプロテインが有名ですが、実はビタミンAやB1、B2、B12などのビタミン類もバランスよく含まれています。

ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きをする栄養素で、風呂上りに摂取すると、入浴後の肌の乾燥を防ぐ効果があるとされます。
ビタミンB1、B2、B12は、たんぱく質や炭水化物の分解を助けます。特にB12は造血作用にかかせないビタミンで、風呂上りの貧血症状を抑える効果が期待できます。

牛乳に含まれるカルシウムは、人間の体にかかせない栄養素のひとつ。睡眠中は血液中のカルシウム濃度が低くなり、カルシウム濃度を保つために微量ながら骨からカルシウムが溶け出すことも。そのため、就寝前にカルシウムを摂取することは重要だと言えます。
また、睡眠中は成長ホルモンが多く分泌されるので、牛乳のたんぱく質やカルシウムが骨や筋肉を作るのに効果的に働きます。
その他にも、たんぱく質が分解されてできるオピオイドペプチドは、中枢神経や末梢神経に働きかけて眠りを誘うといわれます。

◆牛乳の飲み過ぎには注意!

幅広く効果のある牛乳ですが、摂り過ぎは禁物。牛乳には不飽和脂肪酸が多く含まれており、200mlで約140kcalの熱量があります。
不飽和脂肪酸は、コレステロールの調節をサポートする働きがあり、不足すると発育不良、皮膚炎、動脈硬化を起こす可能性がありますが、摂取しすぎると肥満や軟便といった症状が現れる場合があります。 1日に飲む量は400ml程度にとどめておくか、もっと飲みたい場合は低脂肪乳を選ぶと良いでしょう。

フルーツ牛乳派やコーヒー牛乳派という人もいるかと思いますが、栄養面から考えるとやはり牛乳がおすすめです。 余計な甘さのないすっきりとしたのどごしを、風呂上りにぜひ味わってみてください。

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