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なごみの湯コラム

【第24回】温泉はどんな腰痛に効くの?

古くから湯治や温泉療法という言葉もある通り、「温泉は腰痛に効く」とされています。しかし、腰痛にもさまざまな種類があるため、温泉に入った方がよい腰痛と、入らない方がよい腰痛とに分けられるのです。では、温泉はどんな腰痛に効果があるのかをご紹介していきましょう。

◆温泉が腰痛に効く理由とは

そもそも、なぜ温泉は腰痛にいいとされているのでしょうか? よく、各温泉に含まれるナトリウムやマグネシウムなどの天然成分が医学的に体に作用することが理由として挙げられますが、次の物理的なメカニズムはどの温泉にも共通していえます。

・浮力の働き
入浴すると浮力によって水中にいる間の体重が約9分の1にまで軽減されます。これによって、腰の関節や骨、筋肉にかかる負担を減らすことができ、腰痛が癒されるのです。体を動かしやすくなるため、リハビリにも効果的です。

・水圧の働き
お湯に浸かることで全身に水圧がかかり、マッサージ効果を得られます。足に滞っていた血液も心臓まで押し上げられるため、内臓に負担がかかりませんし、そのまま腰に適度な刺激を与えてくれるでしょう。

・温熱効果
体温を上昇させることで血流を促すことができます。血の巡りが良くなると筋肉の凝りがほぐれるため、腰の痛みを減らすことに繋がるでしょう。

◆温泉に入った方がいい腰痛とは

基本的に、慢性の腰痛は温めた方がいいとされています。鋭い痛みよりも、どちらかというと重い感覚があるのが特徴です。同じ姿勢を長時間続けたり、仕事やスポーツで同じ動作を繰り返したりすると筋肉が凝り固まり、腰に負担がかかってしまうことで腰痛が慢性化するといわれています。

筋・筋膜性腰痛症や椎間板ヘルニア、すべり症など筋肉や神経を原因としている場合は、血流をよくすることで改善できるといわれています。温泉で筋肉をほぐして血行を促進し、神経系の伝達を活発化することをおすすめします。ストレッチを合わせて行うと更に効果的だといえるでしょう。

◆温泉に入らない方がよい腰痛とは

急性の腰痛は炎症を起こしている場合が多いため、温めるのは逆効果であり、冷やした方がいいとされています。
鋭い痛みを伴う腰痛は、組織が損傷して患部が熱を持っており、入浴すると一時的に痛みを和らげることができる気がしますが、筋肉や関節の炎症や腫れを促進させてしまうため、しばらく経つと逆に痛みが強くなってしまうでしょう。そのため、冷やして血行を抑えることが大切なのです。
ぎっくり腰やケガによる腰痛、初期症状として強烈な痛みを感じる腰痛の場合は、入浴は控えるようにしてください。症状が慢性的になり、じんわりとした痛みを常に伴うようになったら、入浴してもいいとされています。

このように、慢性的な腰痛か急性的な腰痛かによって、温泉で癒すことができるかどうかが異なります。
また、同じ種類の腰痛でも、痛みや炎症が強い場合は入浴を控えるなど、症状や体調によって判断してください。まずは医師の診断を受け、判断を仰ぐといいでしょう。

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